講師のご紹介

杉田茂

プロフィール

杉田茂

理想的な筋肉とポージングにより数々の国際大会で優勝・入賞に輝く世界的なボディビルダー。競技プロやアマチュアのボディビルダーをはじめ、格闘技系アスリートたちの尊敬を集めている。

■主な優勝歴

1972年、日本ボディビル選手権大会優勝(ミスター日本)、1976年には世界大会であるNABBAのショートクラスに優勝し、全クラスを対象としたオーバーオールでも優勝、ボディビル王者に与えられる「ミスター・ユニバース」の称号を勝ちとった。1981年にもIFBBのミスター・インターナショナルのミドル級で優勝している。

■ナチュラル・ボディビルディング

現役時よりステロイド剤等の筋肉増強薬物をいっさい使わない“ナチュラル・ボディビルディング”を貫き、超人的な練習を重ねて世界のトップに立つ。人格的・肉体的な完成度の高さから「最強のボディビルダー」と呼ばれ、現在は「アンチドーピング」を掲げるボディビルの競技組織・日本フィジーク委員会(JPC、NPO法人)の代表を務めている。
67歳の今も強靭で見事な筋肉を保ち、現在、トレーニングジム「KING GYM」(大阪市)の顧問として後進の実地指導にもあたっている。そのほか、セミナー講師や講演、執筆など、トレーニング普及のため多彩な活動を続けている。

主な活動内容


・「トレーニング・マガジン」(ベースボール・マガジン社)に
 『トレーニングの知恵袋』連載
・トレーニングセミナー(各地)

《杉田式トレーニング》の基本
「ボディビルディング初心者の方に、私はよく、『本物のヤンキーにはできないヤンキー座り』という話をする。ご存知の方も多いと思うが、「ヤンキー座り」とは、コンビニなどにたむろする若者が、尻を地面に着けるように深くしゃがんでいる、あの座り方だ。実はああいう座り方は、本物のヤンキー、つまりアメリカ人のような西洋人には絶対にできない格好なのだ。「ヤンキー座り」は足首や膝、股関節が柔軟に動かないとできない。何百年何千年と椅子に座る暮らしをして来た西洋人には、その柔軟性が驚くほどないのである。

なぜそんな話をするかというと、近年のフィットネスクラブなどでは、インストラクターがアメリカ式の解説本を金科玉条のように信じ込んで、足首、膝、股関節に柔軟性を持つ日本人にもその指導をし、結果、腰をいためてしまうという例をよく見聞きするからだ。一例を挙げれば、負荷をかけてスクワットをするとき、膝を爪先より前に出すか出さないか。この違いが腰を守れるかどうかの別れ道になる。

何の指導、教育でも、人それぞれに合った方法が必要だということは自明の理で、一律の指導では、それに“運良く”適合した人しか成果が得られない。体の柔軟な人とそうでない人は、おのずとトレーニングの方法も細部まで変化するのである。私は長年、日々重ねてきたトレーニングの経験からそれを痛感していて、指導の際もつねに、その人に合った方法、トレーニングメニューの組立てを考えるようにしている。」 (杉田 茂)


ちょっと紹介! 『秘伝・Max Load』


多種多彩な杉田式トレーニングノウハウ。その一つが、Max Load。

『Max Load』は、すべてのエクササイズについて、ポジティブ動作に3秒、トップポジションで2秒間静止、そしてネガティブ動作に4秒かけて元に戻るというサイクルだ。例えばベンチプレス。3秒かけてバーベルを挙げ、肘と上腕の角度が110度〜120度あたりまで伸びたところで2秒静止、4秒かけて胸に下ろす。重量は通常行なっている場合7〜8割くらいで、トップポジションで2秒堪えられなくなったらそのセットは終わり。ふだんのやり方と比べてみれば、その効果が実感できるはずだ。

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